iDeCoは忙しい兼業投資家にこそおすすめ
それはiDeCoが、ほとんど手間をかけることなくできる投資方法であるためです。
そのためサラリーマンとして忙しく働きながらでも、リスクの低い資産運用ができるのです。
現にすでにiDeCoを利用して投資を始めている人は増えています。
将来不安の色濃いこれからの時代、個人でできる範囲で資産を守っていかなければなりません。
その選択肢の一つとして人気なのがiDeCoなのです。
以下ではiDeCoが忙しい人に向く2つの理由をみていきます。
手間がかからない
iDeCoは投資信託の形をとっています。
つまり、あなたは資産を提供するのみであり、資産の運用自体はプロが行うのです。
ここが自ら直接行う投資との大きな違いです。
例えば株式投資であれば、あなたは常に株価をチェックし、また配当金などの利回りを計算していく必要があります。
長期保有を前提とするならば、毎日パソコンから株価やチャートを確認する必要まではありませんが、それでも急激な値上がりや値下がりには逐一対応していくことが求められます。
これに対して、iDeCoは資産運用を自体をプロに任せてしまっているので、あなたにはほとんど手間が発生しません。
せいぜいが定期的に運用益を確認するくらいのものです。
少額で投資を分散できる
iDeCoは最低月5,000円から始めることができます。
そのため収入が低い人であっても手を出しやすい投資です。
またiDeCoに積み立てたお金は、プロの手で様々な投資に回されます。
そして、その際に一つの投資に全ての資産を集中させることは原則として行われません。
これは分散投資というもので、投資におけるリスクを回避するための一般的な方法となっています。
通常であれば、分散投資はある程度の資産をもっていないと実現できません。
なぜかというと、各投資に必要な最低額が実質的に決まっているためです。
例えば、月5,000円で株式投資を始めようとしても、一つの銘柄を購入するのがやっとでしょう。
これに対して、iDeCoであれば小さな金額で分散投資ができます。
この点も投資に回すお金が小さくなりがちなサラリーマンに向いている点です。