投資をする上で超重要!単利と複利の違いを知ろう

単利と複利のイメージ

複利を使いこなすことが資産を築くコツ

投資は複利で行う
投資資産を築きたいのであれば、「複利」という言葉は避けて通ることができません。

なぜならば投資における資産は複利で運用することが一つの前提となっているためです。
複利であなたの資産を運用することで、30年かけて100万円を3,000万円にすることも夢ではありません

あなたも複利の意味を理解し、将来に向けて投資を開始しましょう。

単利と複利

投資に際しては、元手となる資金を利用してお金を増やしていきます。
その際に目安となるのが利回りというものです。
これは元手資金と年間の利益の割合を示すもので、以下の計算式で求めることができます。

利回りの計算方法
利回り年間利益÷元手資金

つまり、100万円を投資に利用して1年間で10万円の利益を得ることができた場合の利回りは10%となります。
しかし、利益については一度得たらそれでおしまいというものではありません。
利益は継続して得ることができるためです。

この時の利益を得るタイプが以下の2つなのです。

  • 単利:元本にのみ利息がつく
  • 複利:元本+利息にさらに利息がつく

投資における複利とは、一定期間ごとに得た利益を次の投資元本に追加していくことを指します。
つまり100万円の投資信託を購入して、年間で10万円の利益を得ることができた場合、その10万円も新しい投資信託購入に回すのです。
そうすることで、複利での運用が可能となります。

投資信託グラフイメージ

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単利と複利の結果の違い

ここでは元金100万円を利回り12%で30年間運用した場合について、単利の時と複利の時の違いをみてみましょう。
30年後の結果は以下のようになります。

  • 単利運用:460万円
  • 複利運用:2,995万9,922円

このように単利と複利で結果には2,500万円以上の違いが生まれてしまうのです。
投資はそもそも時間をかけて資産をコツコツと増やしていくものですが、時間をかければかけるほど複利の効果が倍増していくというわけです。

そのため投資はなるべく早く始めるべきです。
なぜならば複利で運用する期間を長くとることができるためです。

まとめ
以上のように、単利と複利では結果に大きな違いが生まれることがわかりました。あなたが投資をしていく場合は複利での運用を前提としましょう。単利運用では、よほど巨額の元本がない限り、生活費をまかなうことすら難しくなります。

これが複利での運用ならば、短時間で大きな効果こそ出ませんが、長い時間をかけることで着実に資産を増やしていくことができるのです。

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