日々の生活の中に潜む原因
そのため原因を知ることで血管が過度に老化するのを防ぐことができるのです。
つまりあらかじめ原因を知っておくことが、心筋梗塞の予防に繋がるというわけです。
知識がある場合とない場合では、自ずと日々の生活態度も変わってくるものだからです。
あなたも心筋梗塞に繋がる3つの原因を正確に把握し、日頃から無理のない範囲で病気を予防していきましょう。
心筋梗塞は無自覚に進む場合もあるため、症状が表れてから治療を開すれば良いと安易に考えるのは危険なのです。
心筋梗塞の3つの原因
心筋梗塞の原因として代表的なものは以下の3つです。
つまり日常生活からこれら3つを取り除いていくことが心筋梗塞の予防となるのです。
高血圧
高血圧とは文字どおり血液の圧力が高い状態です。
つまり血液が流れるだけで血管の壁に対する負担が高くなるというわけです。
その結果、高血圧の人の血管は正常の血圧の人のものよりも破れやすくなります。
血管が一度破れると、内側の壁の下にコレステロールなどが入り込み、血管がどんどん狭くなります。
これを繰り返すことで血管が完全に塞がれてしまうと心筋梗塞となるのです。
そのため日頃から高血圧である人は心筋梗塞に対してより高い注意が必要となります。
乱れた食生活
先ほど破れた血管の内側の壁の下にコレステロールが入り込むという話をしました。
つまりコレステロールが高くなる食事をしていると、それだけ心筋梗塞のリスクが高まるということです。
普段から油分や脂肪を多く摂取している人は食生活を見直す必要があるでしょう。
その場合はビタミン、食物繊維、ミネラルを野菜や植物性たんぱく質から摂取していくことが重要です。
喫煙
最後に喫煙も心筋梗塞の原因となります。なぜならば喫煙をすることで血管が収縮し、やはり破れやすくなってしまうためです。
また喫煙者はタバコが切れることで大きなストレスを感じる場合があり、タバコ自体を吸っていない瞬間でもストレスにより血管が収縮している恐れがあります。
これももちろん心筋梗塞のリスクを高めます。
以上のように心筋梗塞の原因としては、高血圧、乱れた食生活、喫煙の3つが代表的です。いずれも普段の生活の中で改善していくことのできるものであるため、突然死を防ぐ意味でも今すぐ改善に着手しましょう。