無自覚に進行する恐怖!心筋梗塞は自覚症状がない場合がある

心筋梗塞胸が痛むイメージ

自覚症状が少ないという恐怖

心筋梗塞の症状を細かく知ろう
心筋梗塞は他の血管の異常と同様に無自覚に進行する場合があります。

そのため気づいたときには手遅れと言う事態があり得るのです。
しかし心筋梗塞の全てが完全に無自覚というわけではありません。
胸に起こる急激な激痛をはじめとした各種の症状を知ることで、冠動脈の異常に素早く気づくことができます。

つまり症状を知るということは治療に着手するタイミングを早めるということなのです。
あなたも心筋梗塞の症状を知り、病が命を奪う前に治療を開始することができるようにしてください。

自覚症状がない場合があることに注意

前述したとおり心筋梗塞は自覚症状がほとんどない場合があります。
そのため胸に激痛を覚えて気絶して、そのまま死亡してしまうことがあるのです。
このような心筋梗塞については「自覚症状がないならば対応することもできないではないか…」と考えてしまいがちですが、定期的な検査を用いて心臓の状態をチェックしていくことは可能です。

そして自覚症状がない場合があると知ることで、こういった定期的な検査の重要性を理解することができるのです。
加齢を原因として血管の老化が進むこと自体は誰に求めることはできないため、症状が表れてから対処すれば良いと思わず、あなたも心臓の状態は定期的にチェックしていきましょう。

上半身の痺れや、急激な胸の痛み

このように心筋梗塞は自覚症状を伴わない場合がありますが、以下のような症状が表れる場合もあります。

心筋梗塞の症状(一部)
  • 上半身の痺れ
  • 吐き気
  • 冷や汗
  • 首、腕、背中、腹部の痛み
  • 座り込んでしまうほどの胸の激痛

この中で座り込んでしまうほどの胸の激痛は心筋梗塞の状態が進行しており、非常に危険な場合と言うことができます。
このような症状が表れた場合は様子を見ようなどと考えずにすぐに救急車を呼びましょう。

また他の症状も体が危険な状態にあることには変わりません。
定期的な検査と合わせて考えて、心筋梗塞の恐れがある場合はすぐに専門医の診察を受けて治療を開始すべきです。

まとめ
以上のように心筋梗塞は自覚症状がないまま進行していく恐れを持っています。そのため定期的に心臓の状態をチェックし、小さな症状を見逃さずに適切に治療を開始していくことが求められるのです。

あなたも血管の老化が進んでいる状態で胸に強い痛みを感じた場合はすぐに医師のもとを訪れるように心がけておいてください。

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