糖尿病は予防改善できる
そして、多くの場合、糖尿病になりやすくなるのは45歳以上の人です。
これに対して、1型糖尿病の場合は年齢と関係なく若いうちから進行していきます。
しかし1型糖尿病は糖尿病全体の1割にも満たない珍しいものであるため、まずは2型に注意をする必要があるでしょう。
特に45歳以上になった人は、毎日の生活の中で糖尿病を予防する取組みを開始すべきです。
過食に注意
糖尿病は体内に蓄積した糖が原因となって起こる病気です。
そのためそもそも糖分を摂取しすぎている場合はインスリンがいかにしっかりと作用しようとも分解しきることができず、糖尿病になります。
このように糖尿病は糖分の摂取量と強い関係を持っているのです。
あなたが普段から糖分を含んだものを大量に摂取している場合は、すぐにでもそれをやめる必要があります。
日本人は主食として米を食べますが、米の主成分はまさに糖なのです。
かといって、米を全く食べないとエネルギー不足になる恐れがあるため、腹8分目で食べるのをやめ、また米を少し減らして、その分はたんぱく質で補っていきましょう。
定期的な運動をする
運動をすることで体内に蓄積したエネルギーを消費することができます。
つまり糖を消費することができるのです。
そのため定期的な運動習慣を持つことは糖尿病の予防改善につながります。
運動としては有酸素運動がおすすめです。
またしっかりとジョギングすることができずとも、以下のような簡単な運動を毎日の中に取り入れることで糖尿病の予防になります。
- エレベーターやエスカレーターではなく階段を使う
- 1駅分だけ歩いて帰る
- 寝る前にストレッチをする
こういった小さな運動の積み重ねが糖尿病を遠ざけていくのです。
はじめた当初こそ大変な気もしますが、1~2週間も続けると、小さな運動が苦にならなくなるはずです。
むしろ運動の効果でストレスが解消され、気分が良くなるかもしれません。
是非とも毎日の生活の中に取り入れてみてください。
以上のように糖尿病は食生活を見直し、小さな運動習慣を毎日の中に取り入れることで予防改善することができます。様々な合併症を引き起こし、最悪の場合は命の危険につながる糖尿病なので、予防によりそもそもの発症を回避していくことが求められます。