動悸の原因は心臓に関係するものと関係しないものに分けられる
そして同期の原因を知ることは、動悸を予防することにつながるのですね。
また動悸は症状から見抜くことが難しい病気なので、原因の時点から予防する意味は大きくなります。
あなたも、心臓に関係するものと関係しないものに大別する形で動悸の原因を理解していきましょう。
心臓に関係する動悸の原因
動悸は心拍と脈拍の異常であるため、心臓に由来する原因から起こることが多くなります。
具体的には、以下の病気は動悸を引き起こす要因になります。
- 不整脈
- 高血圧
- 心不全
- 心臓弁膜症
- 発作性心房細動
いずれも危険な印象のある病気ですね。一方で、高血圧など加齢とともに進行しやすい病気が原因となって動悸が起こる場合もあります。
しかし裏を返して前向きに考えると、これらの重大な病気を早期発見する可能性を動悸は秘めているといわけです。
動悸からこれらの病気を見つけることができると、治療の着手も早まるため完治の可能性が高まります。
心臓に関係しない動悸の原因
以下では、心臓に関係しない動悸の原因について確認していきます。
- 激しい運動
- 精神的興奮
- 精神的緊張
- 不安神経症
- 発熱
- 貧血
- 肺疾患
- 低血糖
- パニック障害
動悸は走るだけで起こることもあるため、必ずしもすべての場合に注意すべきではありません。
しかし、上述したように肺疾患などが動悸につながる場合もあるため、心臓が健康だからと油断するのは危険です。
また極度の緊張から動悸を起こす場合もあります。
仕事のプレッシャーから心拍数が過度に上昇する場合は、根本的な部分から対策をとっていく必要がありますね。
このように動悸の原因は実に様々です。
動悸が起こった場合は、大きな病気でないことを確認するためにもまずは医師の診察を受けるようにしましょう。
そして精神的な不安などから動悸を起こしている場合は、総合的な治療をもって対処していかなければなりません。
動悸の恐ろしさは、原因が実に幅広いところにあります。あなたが安全な動悸だと感じているものも、実は大きな病気によって起こされているのかもしれません。
大きな病気については治療への着手が遅れることで、取り返しがつかなくなる場合もあります。動悸から見つけられるのであれば、やはり積極的に見つけていくべきでしょう。