ふるさと納税の納税地を寄付金の使い道から選ぶ
寄付金の使い道を選ぶ
ふるさと納税は寄附をする自治体を自由に選ぶことができますが、全国から数多くの自治体が参加しているためついつい寄附地を迷ってしまいます。そのようなとき、選択の決め手となるのが返礼品です。
しかし、実は返礼品以外にも寄附地を決める際の大きな決め手があります。
それが寄付金の使い道です。
ふるさと納税では各自治体が寄付金の使い道を公表しているため、実質的にあなたは寄附金の使い道を選ぶことができる状況にあるのです。
基本は返礼品で選んでよい
ふるさと納税の寄附地は原則として返礼品から選んで構いません。
ふるさと納税では必ず2,000円はあなたの持ち出しとなるため、それに見合う返礼品を探すのは当然のことでしょう。
ふるさと納税にはあなたの年収と家族構成との関係で控除限度額が定められていますが、それでも2,000円で手に入れられるものとしては魅力的な品々が数多く存在しています。
返礼品は原則として、自治体の地場産品であることが求められるため、あなたが寄附する土地の風土や文化と併せて返礼品を理解すると知識も深まります。
しかし、返礼品には似たようなものもあり、あまりに数多くの自治体が参加していることから迷ってしまう場合もあります。
そのような場合は、次に紹介する「寄付金の使い道」から自治体を選ぶのがおすすめです。
寄付金の使い道から自治体を選ぶ
多くの自治体はふるさと納税を通して受けた寄付金の使い道を公表しています。
使い道には例えば、以下のようなものがあります。
ふるさと納税の寄付金の使い道の例
- 北海道旭川市:旭山動物園のさらなる「夢」をみなさんのご協力によって実現します
- 宮城県登米市:ふるさとの歴史的な街並みや文化財の保全及び活用に関する事業
- 山梨県甲府市:こうふ開府500年記念事業のために
- 高知県:龍馬がふるさと「高知」を盛り上げる
中には「市長にお任せ」など内容が漠然としたものもありますが、上記のように寄付金の使い道が明確なものも多いです。
こういった点から寄附地を選択するのもおすすめです。
まとめ
ふるさと納税は実質2,000円で返礼品を手に入れることのできるお得なものですが、返礼品選びに迷った際は寄付金の使い道から寄附をする自治体を選んでみてください。
ふるさと納税は実質2,000円で返礼品を手に入れることのできるお得なものですが、返礼品選びに迷った際は寄付金の使い道から寄附をする自治体を選んでみてください。
それこそあなたのお気に入りの施設があるような場合は、その運営を盛り上げるために寄附をして応援するのもよいでしょう。ふるさと納税はあなたの観点次第で非常に有意義なお金の使い方ができるのです。