シャワーと水分補注で予防改善!急性腎盂腎炎にならないために

急性腎盂腎炎に必要なのは水分補給

日常的な取組みで予防できる急性腎盂腎炎

シャワーと水分補給を徹底しよう
急性腎盂腎炎は腎盂の中に細菌が入り込むことで起こります。

そのため予防のためには第一に腎盂に細菌が入り込まないようにする必要があります。
そこで大切となるのが、日常的に行うシャワーなのです。
今回は急性腎盂腎炎の予防改善方法について確認していきます。

急性腎盂腎炎は多臓器不全に繋がる恐れのある恐ろしい病気なので、予防できるならば予防すべきです。
あなたも毎日の生活の中で病気をしっかりと予防していきましょう。

シャワーで陰部を清潔に

急性腎盂腎炎に原因となる細菌が腎盂に侵入しないようにするためには、第一に陰部を清潔にする必要があります。
急性腎盂腎炎は、肛門と尿道の距離が近い女性の方がなりやすいものですが、男性であっても大腸菌の含まれた便などが尿道に付着することで発症します。
そのためシャワーや入浴で陰部を清潔にすることが急性腎盂腎炎を予防する第一歩となります。

シャワーは可能であれば1日2度、朝と夜に浴びるのがおすすめです。
ただしそれが難しい場合は夜の1度でも問題ありません。
なるべく体の表面に汚れを溜め来ないようにするのが、急性腎盂腎炎の予防につながるのです。

水分補給と排尿で細菌を体外に排出

このようにシャワーでいかに体を清潔に保っても、最近が尿道から体内に侵入するケースがあります。
すべての細菌をシャワーで常にシャットアウトすることはできないのですね。
しかし、尿道に侵入した細菌もすぐに腎盂に到達するわけでありません。
そのため腎盂に到達する前に体外に排出してしまえば良いのです。

水分補給の機会が少ないとそれだけ古い尿が膀胱に溜まり、また細菌が尿道から奥まで侵入しやすくなります。
そのため水分補給を多く行い、排尿の機会を増やすことで細菌を体外に排出できるのですね。
特に女性は水分補給が足りなくなる傾向があるので、季節を問わずこまめな水分補給を徹底していきましょう。

まとめ
以上のように、急性腎盂腎炎はシャワーと水分補給で予防していくことが重要となります。特にシャワーについては1日2回ほど浴びておくと万全でしょう。その上でこまめに水分補給を行い、排尿の回数を増やして万が一侵入してきた細菌を体外に排出するのです。

こうした毎日の取組みが急性腎盂腎炎を予防することにつながります。

急性腎盂腎炎_入院イメージ

薬物治療と入院治療!急性腎盂腎炎の治療を解説