うつ病は複雑な要因が重なって起こる
もともとの性格も大きく関係する
うつ病は現代人であれば誰もが発症する恐れのある病気です。このようなうつ病の原因は、以下の2つに大きく分けることができます。
うつ病の原因
- もともとの性格
- きっかけ
性格ときっかけを知ることで、あなた自身がうつ病になりやすい環境に身を置いているかどうかを知ることができます。
うつ病は発症後の早期の治療も大切ですが、まずは発症を予防することが重要となります。
うつ病に至る原因を知り、あなた自身の手で身を守っていきましょう。
うつ病になりやすい性格
人の性格の大部分は遺伝や生育環境により決められます。
そのため、世の中には様々な性格の人物がいるのです。
そして、うつ病になりやすい性格には以下のものがあります。
ラベル名
- 生真面目
- 仕事熱心
- 責任感が強い
- 完璧主義者
- 社交的で明るい側面と、人に本心を話すことのできない孤独な側面を併せ持つ
一般的に「うつ病は真面目な人ほどかかりやすい」と言われているとおり、真面目で責任感が強い人ほど逃げ場を失い、うつ病にかかってしまう恐れが高くなります。
また小さなミスすら許せないような完璧主義者も、心の柔軟性を欠くことからうつ病を発症しやすくなります。
さらに両極端な性格を併せ持つ人も、双極性うつ病にかかりやすいのです。
うつ病を発症するきっかけ
うつ病になりやすい生活についてチェックしましたが、性格のみでうつ病を発症することは決して多くありません。
性格に、環境的な要因であるきっかけが結びつくことでうつ病になるのです。
うつ病のきっかけとしては、以下のものが挙げられます。
うつ病のきっかけ
- 仕事の疲労
- 家庭環境の不和
- 人間関係のストレス
- 経済問題
- 近親者の病気や死
- 妊娠・出産(ホルモンバランスの乱れ)
このように多くの人は問題なくこなすことができているようなものについて、「私だけ逃げるわけにはいかない」と思ってしまうとうつ病にかかりやすくなります。
また近親者の病気や死といった、あなた自身の手ではどうすることもできない問題を抱え込むこともうつ病に繋がります。
まとめ
以上のように、うつ病は性格と環境的な要因が組み合わさることで発症します。裏を返すと、たとえうつ病になりやすい性格であったとしても環境をコントロールすることで、うつ病を回避することは可能なのです。
以上のように、うつ病は性格と環境的な要因が組み合わさることで発症します。裏を返すと、たとえうつ病になりやすい性格であったとしても環境をコントロールすることで、うつ病を回避することは可能なのです。
あなたも自分自身が身を置く環境を今一度見直し、うつ病を回避するための対策を立てていきましょう。