EDの症状は3つに分けて考える
この記事ではEDの症状を軽度・中度・重度の3つに分けて解説していきます。
一見するとEDというほど大袈裟でないものであっても、治療することで治せる病気であるケースもあるので確認してみてください。
特に重度のEDについては、病気や重度のストレスが原因となっていることもあるので、なるべく早く治療に着手する必要があります。
軽度のED
はじめに軽度のEDについて確認していきましょう。
軽度のEDの症状には以下のものがあります。
- 勃起はするが硬さが足りない
- 最初のうちは硬いが、硬さが長続きしない
- 朝勃ちが弱い
このように軽度のEDでは基本的に勃起自体はできるところに特徴があります。
そのため性交を最後まですることもできます。
一方で硬さに問題が出てきているため、ときには満足のいく性交ができない恐れもあります。
こうした軽度のEDは、しばしば病気として考えられず、治療せずに放置されることが多いです。
中度のED
続いて中度のEDについて解説します。
中度のEDには以下のような症状があります。
- 勃起はするが性交中に中折れしてしまう
- 硬さおよび持続ともに満足のできる勃起がたまにしかできない
中度のEDであっても勃起自体はします。
しかし、性交を最後まで終えることができなくなるケースが多いのです。
特に中折れは特徴的な症状で、性交の大きな妨げとなります。
ここらへんから男である自分を責めるような傾向も出てくるため、注意が必要です。
重度のED
最後に重度のEDの症状について紹介します。
重度になると、以下のように性交が非常に難しくなります。
- 勃起をほとんど維持できなくなる
- 全く勃起しなくなる
重度のEDであっても一応勃起する場合がありますが、維持が非常に困難となります。
またそもそも勃起すらしなくなるのも重度のEDになります。
ただし勃起はせずとも、性的興奮は覚えるのです。
こうしたところにEDのもどかしさとつらさがあります。
以上のようにEDについては軽度・中度・重度の三段階で症状を理解していきましょう。特に軽度のものはEDとして捉えることができないケースもあるため治療が遅れがちです。また重度のものになると、精神的に大きな負担になるケースがあります。
EDの治療はなるべく早く着手することが求められるので、軽度であっても一度は専門医の診察を受けてみましょう。