自律神経失調症は総合判断で検査する
自己判断もしてみよう
自律神経失調症は明確な自覚症状を持たす、自ら病気に気づくことが難しいものです。そのため検査・診断項目を知り、なるべく早く自らの不調に目を向ける必要があります。
自律神経失調症をそのまま放置すると、体に数々の不調が起こり、社会生活を送ることに困難が生じる恐れがあるのです。
ついつい疲れや風邪と混同してしまう自律神経失調症ですが、素早く対処することで深刻な事態を招く前に解決することができます。
自律神経失調症の自己診断
まずは自律神経失調症の自己診断についてみていきましょう。
以下の項目のうち5つ以上に当てはまるか否かをチェックしてみてください。
自律神経失調症かんたんセルフチェック
- 疲れがとれない
- 頻繁な頭痛
- 頻繁な腰痛
- 肩こりしやすい
- 胃の調子が悪い
- 頻繁な動悸
- めまいが起きやすい
- 乗り物酔いしやすくなった
- 手足に痺れがある
- 手足の過度な冷え
- 冬でも大量に汗をかく
- 憂鬱な気分になることが多い
- 寝つきが悪い
- 下痢および便秘になりやすい
- 生活リズムが不規則である
- 胸に圧迫感がある
それこそ忙しく仕事をしているような場合は上記の5つ以上当然に当てはまるということもあるでしょう。
しかしそれだけ自律神経失調症になりやすい環境にあるということなので、注意が必要です。
ポイントはストレス因子
自律神経失調症を判断するためにはあなたの環境に潜むストレス因子に着目する必要がります。
なぜならば自律神経失調症の多くはストレスによって引き起こされているためです。
ストレスは実に様々なところに潜んでいます。
家庭環境、生活環境、職場環境、学校環境。
その中で最も恐ろしいのはストレスに知らずしらずのうちに慣れてしまうことです。
慣れるといっても体がストレスに適応することはほとんどありません。
そのため気づくと自律神経失調症になっているのです。
さらに自律神経失調症を診断する際は似た症状を引き起こす病気との違いにも着目する必要があります。
特定の病気との違いを判断する場合は血液検査などの方法が利用されることもあります。
まとめ
このように自律神経失調症は総合的な判断を用いて診断することができます。上述したチェック項目を利用し、また自らの毎日に潜むストレス因子を特定していく必要があります。
このように自律神経失調症は総合的な判断を用いて診断することができます。上述したチェック項目を利用し、また自らの毎日に潜むストレス因子を特定していく必要があります。
自律神経失調症の症状の幅は非常に広いため一見すると毎日の疲れと思われるものの背景であなたの自律神経が過度に疲弊している恐れがあるのです。