複雑な自律神経失調症の症状
小さな症状も見逃してはいけない
自律神経失調症の症状は非常に複雑であり、一見するだけで病気に気づくのは難しくなっています。そのため自律神経失調症は単なる日々の疲れや風邪と混同されがちなのです。
しかし一度でも網羅的に症状をチェックしておくと、ふとした瞬間に「自分は自律神経失調症なのではないだろうか」と疑問を持つことができます。
そして、それが非常に重要なのです。
なぜならば疑問を持つことが医師の診察を受けることに繋がる可能性を秘めているためです。
以下で紹介する症状を確認し、日々の生活の中で心身に不調を感じた場合は自律神経失調症を疑ってみてください。
肉体面に表れる症状
はじめに自律神経失調症の症状の中から肉体面にあらわれるものを確認していきましょう。
非常に幅広い症状が表れるので、漠然とした体調不良で片付けないように注意してください。
具体的なものは以下のとおりです。
肉体的な症状
- 頭痛
- めまい
- 動悸
- 息切れ
- 食欲不振
- 腹痛
- 下痢
- 便秘
- 肩こり
- 倦怠感
- 不眠
まさに全身に症状が表れる恐れがあるのです。
それこそ忙しく働いている人は過労だと判断してしまうこともあります。
しかしその場合も過労が原因で自律神経が不調になっているかもしれないのです。
そうなると立派な自律神経失調症となります。
そのため上述する症状が表れた場合は風邪などと同じレベルで自律神経失調症についても疑いを持つべきです。
精神面にあらわれる症状
次に精神面に表れる自律神経失調症の症状をみていきます。
こちらも肉体面に表れるものと同様に複雑なものとなっていまず具体的には以下のとおりです。
精神的な症状
- 集中力の低下
- やる気の低下
- 怒りっぽくなる
- 涙もろくなる
- 強い不安感
- 焦りを感じやすくなる
このように原因不明のだるさや無気力は自律神経失調症を原因としている恐れがあるのです。
「何となくだるいなぁ…」という気持ちは簡単に甘えと片付けられてしまうこともありますが、目を凝らして病気に気づいていきましょう。
まとめ
以上のように、自律神経失調症の症状は肉体に表れるものと精神に表れるものに大別することができます。しかし症状自体は複雑で幅広くなっているため、単一の症状から自律神経失調症を見抜くことは簡単ではありません。
以上のように、自律神経失調症の症状は肉体に表れるものと精神に表れるものに大別することができます。しかし症状自体は複雑で幅広くなっているため、単一の症状から自律神経失調症を見抜くことは簡単ではありません。
あなたが普段の生活の中で感じるストレスと症状を突き合わせる形で自律神経失調症を判断していきましょう。