危険な症状を持つ過呼吸
二酸化炭素を排出しすぎとなり、酸素過剰が原因となって過呼吸になるのです。
このような過呼吸には幅広い症状が存在します。
そのため一見すると、過呼吸と気づくことができない場合すらあるのです。
過呼吸が誰にでも起こるものである以上、症状を知らずにいるのは危険を伴います。
あなたも過呼吸の症状を知り、万が一の場合に備えておいてください。
幅広い過呼吸の症状
過呼吸の症状は呼吸が早くなり、苦しくなるというものだけではありません。
一般的にあまり知られていませんが、過呼吸になることで以下のような様々な症状が起こるのです。
- ふらつき
- 頭がぼーっとする
- めまい
- 自分の体が消えたような感覚
- 心拍数が過度に早くなる
- 全身の筋肉が硬直する
- 顔や手足の痺れ
- 多汗
- 口の中が過度に渇く
- 意識混濁
このように過呼吸の症状は非常に幅広くなっています。
それこそ「ふらつき」や「頭がぼーっとする」など、単なる疲れのせいと誤認してしまうような軽い症状も表れます。
ここで過呼吸状態にあることに気づくことができると、対処が早くなり、深刻な症状を回避することができるのです。
深刻な症状としては、全身の筋肉の硬直や意識混濁があります。
過呼吸のみで命を脅かす状況となることは決して多くありませんが、具体的なシチュエーションによっては体や命に危険が及ぶこともあります。
このように過呼吸の症状は決して軽視できるものではないのです。
過呼吸の症状は一般的に30分程度でおさまる
過呼吸の症状には上述したような様々なものがありますが、多くの症状は一般的に30分程度で落ち着きます。
実際に症状があらわれた場合は、息苦しさを感じるため、呼吸をしなければいけないと感じることも多いです。
しかし、過呼吸に場合にそれは逆効果です。むしろ呼吸を少なく長くして、落ち着かせることでより迅速に症状を落ち着かせることができます。
以上のように過呼吸の症状は息苦しさのみではありません。深刻な物の中には痙攣や意識混濁もあるため、過呼吸を発症した場合はゆっくりと呼吸を落ち着かせて対処していきましょう。
そうすることで、過呼吸の症状の大半は30分程度で落ち着きます。息苦しさを感じるために、症状が発症した際は大きな焦りを感じますが、正しい知識を持つことがパニックを回避することにつながります。