知らないと大きな損をする可能性がある
そして、双方の違いを知らないと時に数万円単位の損失が発生する恐れがあります。
クレジットカードをこれから作ろうと考えている場合は、何よりも先にショッピング枠とキャッシング枠の違いを理解しておきましょう。
キャッシング枠はいざというときに便利なものですが、使いすぎは破滅を招きます。
特徴を知り、デメリットを十分に理解した上で使っていくことをおすすめします。
ショッピング枠とは
クレジットカードのショッピング枠とは、あなたに与えられた信用です。
つまりあなたの年収などによって、クレジットカード会社が「この人には●●●万円までなら枠を与えて良いな」と判断するのです。
そして、あなたはその枠の範囲内でクレジットカードを利用していくことができます。
つまり30万円の枠があれば、一度に使うことのできる限度額は30万円までです。
注意すべきは支払い上限額ではないため、返済前に5万円を6回使用しても30万円分の枠は埋まってしまうということです。
クレジットカードには分割払いやリボ払いがあり、支払いを先延ばしにすることもできるため、ついつい枠を使ってしまいますが、そうなるとクレジットカードが利用できなくなるため注意しましょう。
キャッシング枠とは
このようなショッピング枠に対して、キャッシング枠とは現金を借りることのできる枠です。
つまりキャッシング枠のあるクレジットカードを有している場合は、提携しているATMから現金をおろすことができます。
つまりクレジットカード会社からお金を借りていることになるのです。
こういったキャッシングには金利が発生します。
また年利は15%以上と高めに設定されていることも多いため、本当にいざというとき以外は利用すべきではありません。
以上のように、クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠が存在しています。それぞれ知用方法には違いがあるため、これからクレジットカードを作る場合は是非とも違いを理解しておいてください。
キャッシングを利用すると、金利が発生するため、返済が長期にわたると数万円単位の損失が発生する恐れがあります。金利の支払いは、あなたにとって基本的に一つの得もありません。そのため、キャッシングは可能な限り利用しないように心がけましょう。