ふるさと納税の返礼品を知事体の風土・文化を紐づけて選ぼう
このようなふるさと納税はついつい返礼品の内容で土地を選んでしまいますが、納税地の風土や文化を選択の基準にしてみるのもおすすめです。
好きな土地に自由に納税できる制度であるため、今まで知らなかった土地の魅力を見つけることができます。
好きな地域に寄付ができる
ふるさと納税は「納税」と名がついていますが、あなたが行う行為は厳密には「寄附」になります。
しかし、最終的に「寄附額-2,000円」があなたの税金から控除されるため、実質的にあなたが選んだ地域に納税している形となるのです。
そして、納税地は広い選択肢の中からある程度自由に選ぶことができます。
それこそ現在であれば全国47都道府県から自治体を選ぶことができます。
あなたの生まれ故郷の市区町村もあるかもしれないので、是非ともチェックしてみてください。
ただし納税地を選ぶ際は、控除額との関係で注意が必要です。
控除額とは、最終的にあなたの税金から控除される額のことです。こ
れは年収や家族構成との関係で上限が定められています。
年収450万円の独身者で概ね5万円前後となっています。
つまり控除額が5万円の人が100.000円の寄付をすると、5万円分はあなたの税金から差し引かれないこととなります。
こういった点は納税地を選ぶ際に注意してください。
納税地を決める際は是非とも土地の風土や文化に着目
ふるさと納税に対する返礼品には実に様々なものがあります。
返礼品については、寄附額の3割までの価値のものとする旨が自治体に周知されています。
しかし返礼品の内容については現在も基準が曖昧なままです。
総務省からは「地場産品であることが適切」といった通知はされていますが、自治体に工場を持つ電化製品が返礼品に使われるなどの状況もあります。
そういった中で、あなたが返礼品を選ぶ際は是非とも自治体の風土や文化と紐づけて検討してみてください。
そうすることで、寄附を行う自治体をより詳しく理解することができます。
ふるさと納税の目的の一つは地域の活性化にあるため、自治体を知って興味を持つことが大きな活性化に繋がるためです。
以上のように、ふるさと納税の返礼品を選ぶ際は自治体の風土や文化と紐づけた検討を行うことが有意義です。「実質2,000円で手に入れられるなるべく高価なものを…」と考えず、ふるさと納税をきっかけとして地域の取組や産業を知っていきましょう。