問診のために症状を細かく把握しておこう
しかし羞恥心があるせいか、EDの症状を自覚していなくても医師の診察を受けない人が多いのも事実です。
特に男性機能に自信があった人ほど医師に相談することを嫌がる傾向を持ちます。
しかし昨今はEDもしっかりと病院で治療する時代なのです。
そのため一人で思い悩まずに、医師の診察を受けていきましょう。
EDの治療については問診が第一の手段となるため、あなた自身が自らのEDの症状を把握していく必要があります。
問診
EDの検査診断では、問診が非常に重要な意味を持ちます。
問診を通して、あなたの自覚しているEDの症状を聞き出し、そこから治療方針をかためていくのですね。
つまり問診時に、あなたから医師に症状を伝える必要があります。
また問診時はEDの症状のみならず、以下のような原因として考えられることについても質問がなされます。
- ストレス
- 飲酒量
- 病気
- 事故や障害
EDの原因は様々であり、上記の要素が複雑に絡み合って起こるのです。
そのため原因として考えられる要素はすべて医師に伝えるようにしましょう。
勃起機能検査
基本的にEDは上述した問診を用いて治療方針を決め、治療にあたっていきます。
しかし内服薬などで改善の効果が見られない場合は、勃起機能検査が行われることもあります。
勃起機能検査には以下のものがあるので確認してみてください。
- 夜間陰茎勃起試験
- 人口勃起試験
- カラードップラー試験
- DICC
いずれも問診とは違い、陰茎の血流や勃起の状態を確認するものとなります。
人によっては検査に強い羞恥心を感じることもありますが、専門医はそもそも慣れていますし、EDの治療を恥ずかしがる必要はありません。
むしろ適切な検査で原因を細かく突き止めて、治療にあたった方が有益でしょう。
以上のようにEDの検査診断については、第一に問診があります、問診時はEDの症状のみならず、ストレスや飲酒習慣などEDにつながる恐れのある原因についても質問がなされるので、あなた自身でしかりと自らの状態を細かく把握しておきましょう。
また問診をして薬物治療を行っても改善がみられない場合は、勃起機能検査が行われるケースもあります。いずれもより細かくEDの原因を把握する役に立つので、信頼できる専門医に相談してみてください。