事前準備が大切!偏頭痛の検査診断に備えて状態を記録しよう

片頭痛の問診・検査診断イメージ

片頭痛は確定させにくい

あなたが有する記憶と記録が頼り
片頭痛は身近な病気でありながら、詳しいメカニズムは未だ解明されていません。

そのため専門医であっても、簡単な診断のみで片頭痛であると結論づけることは難しいのです。
また片頭痛の痛みは一時的であり、かつ脳自体に異常があって起こるものではありません。
そのためCTスキャンなどの画像診断は大きな効果を発揮しません。

そこであなたに対する問診が重要となるのです。
また問診を受けるあなたとしては、片頭痛が起きた際の記録があるとなおのこと片頭痛と診断しやすくなります。

片頭痛の検査診断

冒頭で触れたとおり、片頭痛を診断するのは決して簡単ではありません。
それこそ脳に異常があるような病気はCTスキャンMRIによって原因を発見できる場合が多くなります。
それに対して片頭痛は詳細なメカニズムが解明されておらず、また脳自体というよりは脳の血管の拡張が原因であると考えられています。

そのためCTMRIを用いてもすぐに片頭痛であると見抜くことができないのです。
そのため片頭痛に対しては、問診が大きな効果を発揮します。
そして、以下のようなポイントから片頭痛を判断します。

片頭痛の問診ポイント
  • 痛みの状態(慢性的に痛むのか、脈拍に合わせて痛むのか)
  • 前兆があったか
  • 生活習慣
  • 肩こりがあるか
  • むくみがあるか

こうったポイントを総合する形で片頭痛は検査診断されていきます。
特に、視界がチカチカするような前兆がある場合は、片頭痛を患っていることが多くなります。
費用に関しては、問診を用いた診断と目下の薬で3,000円程度からとなります。

あなたの手で片頭痛の起こる状況を記録しよう

片頭痛の原因は実に様々です。
睡眠不足からもたらされるものもあれば、チョコレートやピーナッツを食べたことにより片頭痛が起こる場合もあります。
そのため片頭痛についての検査を受ける際は、あなたが記録した「頭痛の起こる状況」を医師に伝えることができると実にスムーズになります。

伝える情報はどんなに細かなものでも構いません。
全てを医師に伝えて、その上で判断してもらうことが重要なのです。

まとめ
以上のように、片頭痛の検査診断においては問診が非常に重要なものとなります。そして医師があなたの状況を正確に把握するためには、あなたが細かな情報も含めて頭痛の起こる状況を正確に医師に伝える必要があります。

そのため頭痛が起きた状況をしっかりと記録しておきましょう。

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