大出血の危険あり!大動脈解離の恐ろしい特徴

大動脈解離の大出血イメージ

大動脈が裂ける!?大動脈解離は危険な病気

血管の三層構造に着目しよう
大動脈解離は、簡単にいうと大動脈が破れてしまう病気です。

しかし大動脈が裂けるといっても直ちに大出血するわけではありません。
しかし出血を起こしやすい状態になるのは確かで、非常に大きな危険性をはらんだ状態となります。
大動脈解離の特徴を知るためには、まずは大動脈の構造から理解する必要があるでしょう。

その上で大動脈解離の特徴と危険性を知ることで、早期に治療すべき必要性を理解することができます。
大動脈解離はあなたの命を奪う恐れのある非常に危険な病気なので、正確な知識を得ておきましょう。

大動脈は三層構造となっている

はじめに大動脈の構造から確認していきます。
大動脈は以下のものによる三層構造となっているのですね。

大動脈の3つの構造
  1. 内膜
  2. 中膜
  3. 外膜

こうした三層構造であるため、大動脈は高い柔軟性と高い強度を持っているのですね。
仮にこれが一層構造であった場合、それが破れるだけで命を奪う大出血の恐れがあります。
一方で三層構造の場合は、一つの膜が破れても命を奪う大出血の恐れは低くなります。

このように大動脈からの出血はそれだけで命を脅かす危険があるため、大動脈解離は早期に発見し、適切な治療をすべき病気なのです。

解離とは

それでは大動脈解離が起こると、大動脈はどのような状態になるのかを確認しましょう。
先ほど三層構造であると述べましたが、大動脈解離では、はじめに内膜に割け目ができます。
そして次に中膜が裂けます。
そして、中膜と外膜の間に血液が流れ込んで、中膜と外膜が剥がれてしまうのですね。
これが解離の状態です。

つまり大動脈解離が起こると、実質的に外膜一枚で血液を通している状態となります。
つまり外膜一枚が破れるだけで、命にかかわる大出血が起きてしまうわけです。
また大動脈解離が起きると胸に恐ろしいほどの痛みが起きます。
こうした大動脈解離については、早期に発見し、適切な治療が必要となるでしょう。

まとめ
以上のように大動脈解離は非常に危険な病気です。大動脈が一枚で血液を通している状態となるため、それが破れてしまうと大出血につながるのですね。また激痛が起こることから、生活にも大きな支障も出ます。

大動脈解離を防ぐためには、予防も含めて多面的な対応をしていく必要があるので、正確な知識を持つように心がけていきましょう。

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2019.05.17